投網漁には「堰堤打ち」と「濁り打ち」がある。
堰堤打ちは初夏の遡上鮎、又は落ち鮎の差し返しを狙うがどちらも堰堤に鮎が
来るのを待つ漁だ。
一方、濁り打ちは攻めの漁法。文字通り川の水が濁った時に中州の上手や増水
時でも岸辺が河原になった場所を狙いたい。水深が50センチ以下で川底が砂利
か、ごろ石がいい場所だ。近くに大淵などがあれば最適な場所といえる。
打ち方は極めて簡単。みよう見真似でもすぐ巧くなること請け合い。
浅場用のチェーン製と深場用のナツメ錘製がある。
濁り打ちは主にチェーンを使う。
2007.6.1 AM8:00
堰堤解禁
地元漁師たちが待ちわびた堰堤解禁。遡上アユから落ちアユまで、堰堤投網漁は毎日続く。根尾川の風物詩。