ひと網で2〜300匹掛かることもざらにある。
漁法そのものも難しいが、伝授する方がもっと難しい。
漁師に教わるより、鮎に教えてもらうのが近道。
網は袋付きで27〜30メートルの長さがベスト。
竿は3〜4メートルくらいで特にこだわりはない。川の柳の枝でも用は成す。
サオカキに使う網(市販の27mので十分)と竿
深場から瀬肩などの浅場に出てきた鮎の捕り方
竿を使わずに網だけで鮎を捕ろうとすると、鮎は@の動きをして、余程速く網を張り進まないといけない。
Bの要領で竿をカキながら網を張ると、鮎はAの動きをして張り終えた網に掛かる。(竿で水面をカクと鮎は逆に走る習性を利用)
注意点
*竿の長さは3〜4mが使いやすい。初めは長すぎるとうまくカケないので注意。
*網は使う前には必ずきれいに掃除をしておく事。片手で張るため捌きが悪いと不可。
*竿のカキ初めは半分以上網を張ってから。いきなりカクと鮎が逃げてしまう。
*網を張り終えて、2〜3度竿で水面を叩いたら、すぐに網を上げること。目に合わない鮎が戻ってしまうから。
*鮎を見ながら網を張らない事。図のAの動きを信じて、イメージで漁をしないとうまくはなれない。
根尾川サオカキ名手トミサ
今回の漁獲高:鮎2匹、はえ1匹 こうゆう時も普通である」」